追いかける必要はなかった

恐れの出どころ

自分と向き合っていると

思考では愛しているはずなのに

身体は彼を避けるということがありました

彼は本当は私の事なんてもうとっくに忘れて

新しい恋人と楽しく気ままに

幸せに過ごしているのではないか

彼はもともと私の事なんてそれほど

愛していなかったのではないかと

音信不通になったことを引き合いに

何度も同じ苦しみに陥っていました

わたしは彼を追いかけていたチェイサーのはずなのに

彼から逃げている？

何の前触れもなく

彼が現れた時、とっさに私はいやだ！こわい！会いたくない！

と思ったのです

私はチェイサーではなくランナーだったのかな？

と気付きました

チェイサーであっても

逃げますし、追いかけるんですよね

チェイサー自身から

そしてランナーも同じく己から逃げました

ランナーである彼は私ではなく

私を通して見る彼自身から逃げていました

男性は愛する女性が不幸を似合わせていると

それを自分のせいにするのだそうです

私が彼を通しエゴやこれまでの過去の傷を再現させ

勝手に不幸になり

そんな私を見て彼は自分ではこの女性を幸せにすることができないと悲しみ

逃げました

回避依存の彼にはそれしかできなかったんですね

ツインレイの道を歩んでいるとステージや

ストーリーにばかり目が行きがちですが

こんな愛おしくなるすれ違いをしていたんですね・・・

回避癖のある男性はネットで調べてみると沢山出てきますが

愛するがゆえに離れるという行動をとるそうです

私は見捨てられ不安がありましたから

必死に追いかけました

しかし私も逃げている！

と恐れに気付いた時はすごく驚きました

彼に私は釣り合わない

素敵な彼に私は似合わない

私は不幸になっても仕方ない

だから彼も不幸でいてほしい

幸せな彼は見たくない

という恐れです

何度、潜在意識をクリアにしても

心は今までのパターンに戻りたくなるんですね

そんな繰り返しはこれまでもありましたが

現実を見ればすぐに気付けていました

嫌な現実や嫌な感情って悪ではありません

ネガティブな感情はダメなんだと思いがちですが

そのネガティブな感情や嫌な現実などを通して

私を知るきっかけでした

本当はとっても優しいものではないのかな

嫌な感情が湧き気付く

嫌な現実

嫌な人を通して

また気付く

どんどん深く

気付くたびに抱きしめ

もういらないものは手放しました

過去はそれが大切だと思っていたけど

今の私にはもういらない

不幸を似合わせるのはもうやめよう

気付いては感じ切りいつも癒しておりました

そして

私には幸せが似合うんだと修正していきました

するとね

現実って変わるんです

目に見えない潜在意識が少しずつでも確実に変わっていくのと同じで

植物が

種を植え水を上げ楽しみにしていると

いつの間にか目を出し葉が育ち蕾が生まれ花が咲くのと同じように

目には見えない事ってあるんだなと

現実を通し宇宙の素晴らしさに涙が出ました

また愛が深まりました

チェイサーもランナーもいない

いなかったんだ

チェイサーはランナーを追いかける必要はありません

ランナーはチェイサーからにげたのではありません

彼自身の傷から逃げました

チェイサーのはずの私も私自身の傷から逃げていました

彼ではなく全ては私だったんです

チェイサーはもう追いかけなくていいんです

過去の私は傷が沢山ありました

でもね、いつも精一杯生きていました

不器用で下手でもいつも最善を生きていた

彼が音信不通にしたこともそれが彼の最善だったのかなと思いました

そんな私を抱きしめてあげるのは私でいいんです

私じゃないとダメなんです

私が一番その苦しみも悲しみも寂しさも分かっている

ありがとう

よく頑張ったね

今日まで生きてくれていてありがとう

沢山泣きました

過去の私と共に

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